Camera repair of Minolta X-1
今回は、ミノルタXシリーズの最高峰 X−1の修理依頼がありました。
外見は状態がとてもいい個体です。
数十年も電池をいれたままお蔵入りだったそうで、電気系統がとても不安定に
なっておりました。どこまで回復できるか分かりませんでしが・・
丁寧に接点の腐食をとりながら各部清掃と注油しながら
組み上げていきます・・・
初見でメーター類が何も見えない原因がわかりました(写真右上がミラーです)
反射ミラーが剥がれていたのが原因です。絞り用のミラーは脱落して紛失しておりましたので、制作して貼り直しました。
露出計とオートシャッターの調整、シャッター幕テンション調整をして
完了です。今回は整備で調子も良くなりホッとしました。
とても、思い出の詰まった大切なカメラとの事で、オーナー様にもとても喜んで頂けました。