Olympus OM-1の修理
お正月が開けたと思ったら、もう2月です。
1ヶ月過ぎるのがとても早く感じます・・
本日は先日修理したオリンパスOM-1です。
1/4と1/8でシャッターが切れないとのことです。
がバナーの動きを確認すると・・
1秒でも動作がもたついてます。
OM-1のスローガバナーはミラーボックスの下にあります。
構造も少し独特で、オリンパスらしい
今回はガバナーの洗浄と各部注油&シャッター幕テンション調整で
調子良く良い感じに動くようになりました。
OM-1を見るといつも思い出すのが・・
当初はM1というネーミングだったこと・・・
ライツ社からのクレームでOlympusのOがついてOM-1
になった話です。
話は変わりますが OMシステムの理念って知ってましたか?
「カメラのボディを部品の一つとして考え、他の豊富なアクセサリー品により巨大なシステムを構成する」です。
他社のカメラシステムはカメラボディが主たる存在で、モータードライブやデータパック、ファインダースクリーンなどは各ボディごとの専用品が用意されています。
OMシステムでは一部の例外(例:OM10にモータードライブが使用できない)を除くとシステム内のアクセサリーの互換性が最大限確保されていたこと・・
カメラ本体もシステムの一部としての存在だったそうです。
今思うとユーザーにはとても優しいシステムといえますね。